果樹農家|長野県南佐久郡佐久穂町

どんな果樹栽培
How to Cultivation

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どんな果樹栽培

果樹栽培について

果樹栽培では、防除作業(消毒)が必要になり、農薬を使います。皆無というわけには、行きません。 日本のどの地方に行っても 野山にりんごの木は、ありません。りんごは、野生で 無農薬で育つ植物では、無いのです。 鳥が種を運んだとしても 山や森では、育ちません。防除暦というものがあります。防除作業の年間計画表です。それを目安に防除をしましょうといったものです。 ただその暦通りには、行いません。毎年、気候や天候 害虫の発生状況は、変わるからです。農薬が好きな農夫は、いません。散布する自分も嫌いな作業です。 常にミニマムになるよう心がけています。 また、防除の際には、消毒液に必ず酵素を入れています。人が飲用出来る酵素です。 木が元気になり、様々な病気や害虫に対して抵抗力が増して防除の回数も減らせます。

肥料について

有機堆肥がメインです。 堆肥というと一般的には、家畜の糞や草木を野積みにして腐らせたもの。というイメージですが うちの堆肥は、発酵させて完熟したものです。 動物性の糞と植物性のバーク(樹皮を粉砕したもの)を混ぜ合わせ それに酵素を加えながら撹拌し、さらに圧縮空気を送り込みながら切り返し完熟発酵したものになります。良い菌に包まれ 嫌な臭いは、無く 濃い土のにおいがします。その堆肥は、人や動物が口に入れても害が無い物なのです。りんごもプルーンも冬の剪定作業で大量の切り枝が出ます。それで「ぼや炭」を焼きます。その炭を堆肥と共に畑に投入します。 土の団粒化に役立ち、保肥力や保水力が向上します。 稲わらも堆肥として使いますが 自分としては、わらより硬くてすぐに朽ちない「茅」を多用します。土と空気が馴染む感じがいいです。 畑の雑草も堆肥として利用します。そのため除草剤は、一切使いません。