果樹農家|長野県南佐久郡佐久穂町

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りんごジュースと接木の話。

2024年3月6日 | Admin
今年は、春先になって雪がよう降ります。 湿雪で重たいので 雪かきには、なんぎします。 とはいえ 春の暖かな陽射しを受けると たちまち融けて 仕事になります。 剪定も それなりに進んでいます。   この時期 りんごジュースの注文を受けます。 「ふじ」は、とても甘く。「シナノリップ」は、ほどよい酸味を持っています。 リップには、果皮の赤みが溶け出して良い色合いになっています。   共同作業で接ぎ木をしました。 寒かったです。   秋の収穫から今の剪定作業をしていると木の近くに寄り添います。 「カマキリの卵」がかなり高い位置に産み付けられていて、先人の英知が言うところでは、そんな年は、多くの雪が予想されると言われています。 ドカッとメートル級の大雪のことなんだろうなと思っていましたが なんかちょっと違うことなのかなと感じています。 20~30cmの降雪が 何度もあっても その都度融けていくと、そのカマキリの卵まで積雪になりません。 でも融けなければきっとその年の積雪は、卵近くまでいくんだなあ。 などと考えています。 新たな理解と解釈が生まれます。(諸説あり) おもろいな。   りんごの木には、「宿り木」の芽も出始めています。 縁起が良いとされているので そのまま様子をみていきます。

この時期になると数日で雪は、消えて行きます。

りんごでも味が変われば、果汁の色合いも変わります。いいね。

寒かった。

粛々と接いでいきます。